コンビニのセルフレジを使いこなせるようになろう!

利用客自身でレジ操作をする新しいシステム

日本にセルフレジが登場してきた背景

初めの頃はスーパーなどにレジ業務のすべてを利用客に任せるタイプの「フルセルフレジ」が登場したといいますが、利用客がバーコードの読み取りに慣れていなかったことやタイムセールの値引き品などの扱いが難しいという理由などからあまり定着することはなかったようです。
その後に登場してきた「セミセルフレジ」というのはバーコードの読み取りについては従業員たちの手で効率よく行い、別に用意された精算機で利用客が決済を行うという流れで会計時にかかる時間を短縮できるというものです。
今やどのスーパーにも「セミセルフレジ」が導入されているといっていいでしょう。
特に1つの登録機に対して複数の精算機が設けられている場合は、レジ待ちの混雑を緩和して利用客の回転率を上げることに大きく貢献しているということができるでしょう。

変化していくコンビニ業界

店舗の規模も従業員の数もスーパーとは異なっているコンビニがセルフレジを導入するとしたら、スペース的にも人員的にも余裕はないので「フルセルフレジ」というタイプのものになってしまうことが一般的です。
しかしコンビニのような小規模なお店ではスーパーなどと違って、そばで待機している従業員というのはまずいないと思いますので、操作方法に対する不安を感じる利用客が多く有人レジばかりが混雑しているという状況はまだしばらく続きそうです。
このことが「フルセルフレジ」があまり普及していかない理由だと思いますが、コンビニのセルフレジを利用することができれば限られた時間を気にしてイライラしながら待たされる必要も、ひとつの買い物のためにレジに並ぶこともなくなるわけですから使い方を覚えておいて損はないでしょう。